桜の季節
今年は例年より2日、去年より3日早い桜の開花とニュースでありましたが、
目黒川沿いの桜並木に関しては、むしろ逆かと思われるように
満開まであと一息といったところです。
コロナ前のピーク時に比べると、川沿いのお花見客も少し落ち着いてきたように思いますが、
とはいってもやはり、この時期は神社の初詣のような人また人の波です。
中目黒という地域の人気が、ここ数年爆上がりしたこともあって
特にスタジオのある中目黒駅〜国道246号に向かう川沿いの並木道は散策に人気のようです。
この地で生まれ育った人間としては、川と目と鼻の先に並行して通る山手通り沿いに数々の町工場があって、
銭湯もあるようなとてもローカルで落ち着いた地味な街、
中目黒駅から夜歩いて帰る時はちょっと怖いくらい暗かった時代を知っているので、
年月による想像を遥かに超える街の変化は、ただただ驚くばかりです。
「おしゃれな街・中目黒」のイメージ。もちろんイメージはダウンするよりアップした方がいいですが、
ただ中目黒駅〜国道246へ続く目黒川沿いは片側一通の狭い車道であること(歩行者天国にはなりません)、
またマンション等の林立する住宅街であることを考えると、
ここは積極的にお花見を誘致する場所ではないと常々思っています。
中目黒駅からほど近い船着場(広場)で、自治体の管理するマーケットでは屋台の出店も賑やかなので、
お花見客もそちらの方へ積極的に行かれるといいのですが、そうもいかないようです。
一度テレビで、お花見スポット日本一(!?)になってから、
桜の季節の中目黒は警察も出動するお祭り騒ぎになりました。
中目黒駅のホームは大勢の人で身動き取れず、
駅前などはさながら、ハロウィーンの時期の渋谷スクランブル交差点のようです。
さすがに今年は町会等のボランティアでしょうか、駅入り口に大きなゴミ箱が設置され、
常に4〜5人の係の人が分別を見守っています。人がくるということは、ゴミ問題も深刻なのです。
都内でお花見をするのだったら、上野公園(シートを敷いてお花見ができます)をはじめ
浜離宮恩賜公園、新宿御苑等々公共の大きな公園、また千鳥ヶ淵や、いくらでも昔からの名所はあります。
千鳥ヶ淵は食べ・飲み歩きは禁止に、ペットの散歩も禁止(ペットが踏まれる等を防止)になったそうです。
お花見に来る人たちに罪はありません。最初にテレビで「日本一」と宣伝したディレクターの罪は重いです。
・・・日本一ではないです。

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