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12月

リトルコスモス31


今日はクリスマスイブですね。早いもので今年も残すところわずかとなりました。
スタジオMAWOでは12/20(日)に、門下発表会「リトルコスモス」を開催いたしました。おかげさまで今年は31回目となりました。
今年はコロナ禍により少人数のグループに別れての開催となりましたが、ご参加の皆様、講師・スタッフの皆様のご協力により、おかげさまでなんとかとどこおりなく終えることができました。今年は感慨もひとしおです。ありがとうございました。
コロナ禍において、世の中のありとあらゆるものが大きく影響を受けましたが、とりわけ切り捨てられるような悲しいダメージを受けたものとして文化・芸術、スポーツの分野があります。コンサート、ライブ、演劇、スポーツの試合等々、軒並み中止を余儀無くされました。生きていくことに直接関わりがないから・・・と誰しもが思ったことでしたが、コロナ禍が長引いている今改めて思うのは、文化・芸術、スポーツの分野こそ、人間が人間であることの証明、アイデンティティなのだということです。つまり「表現」こそが、ほかの生き物にはない人間ならではのものだと、当たり前の日常では特に思いもしなかったことを、改めて感じます。物を作ること、文章を書くこと、絵を描くこと、音楽を奏でること、演じること、踊ること、スポーツすること、それらを総じて「表現する」ことと例えるなら、それらを「楽しむ」ことも、人間ならではの生きてく糧です。確かに明日の食べ物がなければ私たちは生きていけませんが、私たちは表現し、また楽しむことによってこそ、真に人間らしく生きてくことができるのだと感じます。リトルコスモス31は、一段と感慨深い発表会となりました。