スケールとは?
今年は昨年よりも、いっそう速く過ぎるように思います。
はやくも9月。
9月に入った途端、涼しくなりましたね。
日本は四季の豊かな国であることに、思いをはせます。
さて、音楽を学ぶ上で「スケール」というのは避けて通れないものです。
ではスケールとはなんぞや?
平たくいうと音の配列、「ドレミファソラシド」です。
厳密にいうと本来は、チャーチモード、各民族モード、等々
ドレミファソラシドだけではない複雑なものなのですが、
今回の記事では、いわゆる「ドレミファソラシド」に限定して書いてみます。
「ドレミファソラシド」は、
レから始まれば
「レミファ♯ソラシド♯レ」になりますし、
ファから始まれば
「ファソラシ♭ドレミファ」になります。
これが、私たちの言うところの「キー」であり、
カラオケなどでも
「ちょっとキーが高いから下げて」あるいは
「ちょっとキーが低いから上げて」
と言ったことになります。
音楽を歌うだけでなく
演奏する上で、この「キー」を知っていることは
とても大事なことです。
この「キー」である音の配列=スケールは、
例えていうなら野球チームのメンバーです。
ドレミファの「ド」はキャプテンです。
キャプテンが「ド」なのか、「レ」なのか、あるいは「ラ」なのか。
そしてチームメイトが誰たちなのか。
先述の
「ドレミファソラシド」チームなのか
「レミファ♯ソラシド♯レ」チームなのか。
演奏者は本来、
自分がどのチームで演奏するかがわかっていないと
試合(演奏)になりませんよね。
これを考えずに演奏することは
キャプテンが誰なのか
チームメイトが誰なのかを知らないまま
試合に出るようなもの ・ ・ ・と同じと言っていいでしょう。
今、弾いている曲がどの「キー」(何調)なのかをわかって
その曲を演奏することが
実は一番始めに、一番大切なことなのです。
スケールをあなどらず、
準備運動の意味を込めて
今弾いている曲のキーのスケールは
必ず確認・練習してみましょう。
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