05
9月

発表会①

夏はあっという間に過ぎ、空の雲も秋の気配です。
年末に向かって、スタジオでは発表会の準備がそろそろ始まります。
おかげさまで今年で34回目となりますが、学生時代より始めた生徒の皆さんの発表会は
隔年で開催していた年もあり、発表会そのものはかれこれ40年近くになります。
長い年月を休むことなく開催できたのは、もちろんご在籍の方々は入れ替わっていきますが、
その年、その年のご参加の皆様のたゆまぬ努力、
そして保護者の皆様のご理解・ご協力があればこそと改めて感慨深く、また感謝の気持ちでいっぱいです。
1990年のスタジオ開設当時には「3年持てば良い方よ、すぐ潰れちゃうわよ」という
辛辣なお言葉も風の便りに耳に入って参りましたが、
家族をはじめたくさんの方々に支えられてなんとか教室も続けて来られました。
音楽教室では発表会をする教室としない教室とありますが、
私は本番でしか得られないもの、本番を通してどれほど音楽的に成長ができるかを痛感しているので、
発表会は必ず開催いたします。そして基本的には生徒の皆さまには全員参加をおすすめしています。
また発表会は生徒さまのためのみならず、私自身の1年間のレッスンを振り返るよすがでもあり、
より良いレッスンのためにもなくてはならないと思っています。
ここ数年発表会についてはコロナ禍で開催を迷った時期もありましたが、
一度歩みを止めると次に動き出す時には2倍も3倍もエネルギーが必要だということ、また、
特に子供の生徒さんにとっては、一年一年がご成長の上でどれほど大切か、
その一年はその年だけのもの(例えば小学校一年生は1度きりです)、
そのかけがえのない「その時」を止める訳にはいかないと思いました。
もちろんコロナ禍ですから、発表会へは自由参加にいたしました。
でもコロナが理由で辞退される方は一人もいらっしゃいませんでした。
教室側も、半日の長時間をかけて少人数グループ別に分けての開催、
また全体を視聴できるように後日プライベートYouTubeを作るなど、
考えられる限りの知恵を絞っての開催でした。
教室の諸先生方にもご無理をお願いしたにも関わらず、
主旨にご理解をいただき快くご協力してくださいました。本当にありがたいことです。
コロナに関してはまだまだ予断を許さない日々は続きますので、しばらくこのスタイルが続きそうです。
次回は発表会と講師演奏についての、私なりの考えを述べたいと思います。